朝起きたら首が曲がらない、回すと痛いといった寝違えは大半の方が経験されているのではないでしょうか?
ただ、その痛みに対し、湿布を貼る以上の対処をされている方は少ないと思います。
通常の場合、数日以内に治ると言われている寝違えですが、
筋肉の損傷がひどく痛みが継続する場合や、頚椎椎間板ヘルニアなどの病気である場合もあるので、
整形外科や、むちうちなど首の痛みに関する専門知識のある整骨院に掛かってみるのはいかがでしょうか?
寝違えの原因
寝違えの原因はもちろん寝姿勢にあるわけですが、寝相を変えるのは難しいので、
他の対策可能な原因について、いくつか挙げてみます。
- 体の冷え
- 前傾姿勢での長時間作業
- ストレスによる緊張
- 過労
- 枕の高さ
冷えは筋肉を強張らせるので、肩が出ないように布団をしっかり掛けて眠るようにしてください。
また、パソコン作業などでの前傾姿勢は首の筋肉を硬直させるので、
その負担が翌日、寝違えとなってあらわれることがあります。
ストレスや過労といった原因もあるので、首を回すなど適度にストレッチする時間を取ることが大切です。
最後に枕の高さですが、仰向けでは丁度いい枕も、横を向くと合わない場合があるので、
起きた時の自分の寝姿勢を思い浮かべながら、適切な寝具を選びましょう。
寝違えと間違えやすい病気
寝違えというと軽く見られがちですが、神経の集まる首に激痛が走っていると考えると、
途端に重大なことに思えるはずです。
そんな首の痛みを伴う病気ですが、代表的なものに次のような疾患があります。
- むち打ち症
- 頚椎椎間板ヘルニア
- 頚椎症
整骨院で施術を行うことができ、辛い症状を改善していくことができます。
寝違えでも手のしびれが起こる場合もありますが、首の痛みに加え、手にしびれを感じた時は、
頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症の可能性があるので、
念のため一度整形外科を受診され、検査を受けることをおすすめします。
寝違えの対処法
寝違えの一番の対処法は、安静にすることだと言われています。
その理由は、寝違えによる痛みの要因を簡単には判断できないからです。
要因が血行不良なら揉むことで軽快しますが、
筋肉の損傷や炎症の場合は逆に痛めてしまうことになりかねません。
しかし、痛いのに何も対処できないのはつらいですよね……。
そんな時は首以外の周りの筋肉をストレッチしてみましょう!症状が少し和らぐはずです。
一例として、背中の筋肉の簡単なストレッチ法を書いておきます。
- 姿勢を正した状態で、90度に曲げた両肘をくっつけ、手のひら同士を合わせます
- その状態でゆっくりと腕を持ち上げ、肘が肩の高さに来るまで上げます
- そのまま30秒キープした後、今度は胸を開くように水平に、曲げたままの両腕を開きます。
- 開ききったら、そこで30秒キープし、また両手を合わせる体勢へと戻ります。
ストレッチで効果を感じられない場合は、ぜひ整骨院へいらしてみてください。
整骨院を営む柔道整復師は、筋肉の状態を正しく知ることができ、適切な施術を行うことができます。
また、寝違えを繰り返す場合には、普段の姿勢から根本的に直していくこともできるのでおすすめです!
まとめ
冬の寒い時期は、こたつでウトウトなんてことも多いと思います。
ただ、テーブルに突っ伏したまま寝てしまったり、そのまま枕もなく寝転がったりするのは、
寝違えの元になってしまうので、きちんと布団で寝るよう心掛けましょう。
寝違えると、朝から憂鬱な気分になりますよね。
そんな気分を早く解消したい時は、一度整骨院へお越しください。
八王子近辺にお住まいの方は、八王子ライフ整骨院へどうぞ!
皆様のお越しをお待ちしております!