手首や親指を動かすと感じる痛みに対し、
市販のサポーターだけで我慢している方はいらっしゃいませんか?
腱鞘炎は、ピアニストや漫画家、仕事でずっとパソコンを使うオフィスワーカーなど、
指を動かす人に多いイメージがありますが、産後のママさんにも多いという特徴があります。
ひどくなると整形外科での注射や手術が必要になる場合があるため、
少しでも痛みや違和感があるときは、早めに整骨院などで施術を受けることをおすすめします。
今回はそんな腱鞘炎について、原因や対処法を中心にまとめていきたいと思います。
そもそも腱鞘炎とは?
まず、腱鞘についてですが、読んで字のごとく腱を収める鞘(さや)のことを言います。
腱というのは、アキレス腱などに代表されるような、いわゆる筋(すじ)の部分で、
その腱を束ねて収める筒状の腱鞘が、手首や足首にあることによって、
手や足を自由に曲げ伸ばしできるわけです。
腱鞘炎は、その腱鞘と腱、関節が過度に擦れ合うことで炎症が起きた状態のことを言います。
産後腱鞘炎になる原因とは?
出産後、腱鞘炎になってしまう原因にはいくつかあります。
- ホルモンバランスの変化
妊娠・出産に際し分泌される女性ホルモン(プロゲステロン)は、
腱鞘を収縮させる作用があるため、腱と摩擦が起きやすい状態になる。 - 抱っこや授乳、沐浴
手首を捻る形で赤ちゃんを抱き上げることが多いため、手首に負荷が掛かる。 - 骨盤の歪み
出産で開いた骨盤が、元に戻る過程で育児や家事の負荷によって歪むと、
骨盤→背骨→肩→腕へと影響し、腕の動きが悪くなってしまうため、腱鞘炎に繋がりやすい。
以上のように、産後すぐのママさんは腱鞘炎になりやすい状況に置かれているわけです。
腱鞘炎の対処法とは?
腱鞘炎は手首や指の使いすぎによって起こることが多いため、
まずは安静にすることが治療への第一歩です。
ただ、生まれたばかりの赤ちゃんを抱かないわけにはいかないので、
授乳時にタオルやクッションを使うことや、抱っこの時に抱っこ紐を利用することなどで、
なるべく手首に負担を掛けないようにしましょう。
腱鞘炎対策として手軽に行えるストレッチとして、
両腕を上に挙げて、手をグー、パー、グー、パーと50回ほど繰り返す運動があります。
その上で、根本的な改善を目指すため、産後の骨盤矯正を検討すると良いと思います。
骨盤矯正は全身の姿勢改善につながり、腕の動きも良くなるため、
手首への負担が軽減され、腱鞘炎の症状も改善していくと考えられます。
まとめ
腱鞘炎は、痛みがある状態で動かせば動かすほど悪化してしまうため、
対策は早め早めにとる必要があります。
整骨院で骨盤矯正を受けることは、元の体型に戻す手助けにもなり、
腰痛や肩こりの改善にもつながるため、産後のお悩みを一挙に解決できるかもしれません。
手首に少しでも痛みを感じたら、ぜひお近くの整骨院へどうぞ!
八王子付近にお住まいの方は、八王子ライフ整骨院へお越しください。
お待ちしております。
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