八王子ライフ整骨院院長の窪木です。今回は年齢を重ねた時の体についてお話しさせていただきますので、お付き合いください。
重力を常に受けている大腿骨の年齢による頸体角(下の写真の赤い線の事)が「く」の字に変化してしまいます。

骨盤と大腿骨(太ももの骨)を繋いでいる骨盤の重要な場所となっていて、寛骨臼(大腿骨が骨盤に入り込むためのソケットボール状の穴)と大腿骨の先の部分がそこにすっぽり収まっています。
実はその股関節の角度が加齢により変わっってきてしまうのです。
厳密に言うと、「頸体角(けいたいかく)」と、呼ばれる大腿骨の本体と大腿骨の頸部(太ももの骨の首〜頭の部分)
の角度が重力を受けることで、徐々に変わってきてしまいます。
これは平均的な角度なのですが
幼児時期 135度
成人 125度
高齢 120度
歳月が重なると
高齢になってくると大転子(お尻の横を触るとわかる骨)が横に飛び出して
左右の大転子が横に広がってきてしまいます。
また、それにより大腿骨が外反股(外側に広がってしまう)になってしまい、
その分体幹部が沈み込んで見えるため、
その方を全体を見たときに足が長く見えるようになってしまいます。
「わ〜い、足が長くなった〜。」とは喜んではいられません。
実際には頸体角(太ももの骨の首〜頭の部分)の変化により胴体が沈み込んでしまっているのです。
また、大腿骨(太ももの骨)が外側になることで、膝への負担が大きくなってしまい
膝の障害が発生してきてしまいます。
高齢者だけではありませんが、膝の障害が多い要因となっていることに思います。
八王子ライフ整骨院の治療紹介
八王子ライフ整骨院では、このように股関節の痛みや膝の障害に対して、トムソンテクニックによる
「骨盤矯正」と「膝の骨格矯正」をすることができますので、
膝や骨盤の悩みは八王子ライフ整骨院にお任せ下さい。